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総合ニュース
2013-09-25 14:47    
愛国にも品格がある…2020東京五輪、成熟したグローバリズムを

 秋夕(チュソク、中秋)連休直前の17日は1988年ソウルオリンピック(五輪)開催25周年となる日だった。ソウル五輪があったからこそ今日の韓国をあるという点に異議を唱える人は多くないだろう。「外国」という声を聞けば臆していた韓国人が自信をつかみ、韓国を国際社会に知らせたということだ。そのような行事が四半世紀を迎えたが、国家的な記念行事が一つもなく通過したのは非常に残念だ。

もちろん五輪は国際スポーツ行事だが、国民の自信と国家ブランドを向上させ、経済成長の牽引する。1964年の東京五輪と2008年の北京五輪がそうだった。昨年、4回目の五輪を開催したロンドンはどうか。今月初め、現場を訪問して経験したことがあった。土曜日だった今月7日晩、都心のハイドパークで開催された「プロムス・イン・ザ・パーク」行事に行った。1985年に始まり118年の伝統を誇る夏の音楽祭りプロムスの最終日の公演だ。1部はロンドンフィルハーモニックのハイドパーク野外公演とBBCオーケストラのロイヤルアルバートホール室内演奏などが行われた。2部は双方がつながって大型画面で同時に公演したが、愛国心を鼓吹する曲が中心だった。

特異な点は、多くの観客が英国の国旗を持ち、最初から最後まで振りながら音楽を楽しんだという点だ。イングランド・スコットランド・ウェールズの旗にアイルランド国旗もあった。ノルウェー・スペイン・ドイツ・フランスなど欧州各国の国旗も見られた。特に2部から4万人以上のハイドパークの観客が同時に旗を振り、『ルール・ブリタニア』をはじめとする愛国主義の歌や国歌『女王陛下万歳(God Save the Queen) 』を一緒に歌う場面は壮観だった。近くにいた英国人に尋ねたところ、昨年の五輪以降、完全にこうした愛国主義的な雰囲気に変わったという。ただ、国粋主義には陥らず、外国の国旗を振り、周辺国と一緒にするという点で前向きに映った。

ところがその瞬間、スマートフォンに「東京、2020年夏季五輪開催地に確定」という速報が浮かび上がった。一瞬、頭の中が複雑になった。これを契機に愛国主義が拡散し、日本が排他的な国粋主義に屈折しないか心配になったからだ。案の定、五輪招致の直後、日本国内で嫌韓デモが再開されたというニュースが聞こえた。しかし22日、東京新宿公園ではこれに反対する「東京大行進」行事が開かれた。参加者が持っていた「仲良くしよう」と書かれたカードの画面を見ながら、希望の芽を感じた。日本と韓国はどっちみち親しく付き合うしかない宿命の隣国ではないのか。2020年東京五輪で隣国と一緒にする成熟したグローバリズムを見たい。

韓国も今はもう第2のソウル五輪を準備すべき時ではないだろうか。国民の自信を高まるように。

チェ・インテク論説委員
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