総合ニュース
2014-07-28 08:49
「低炭素車協力金導入の猶予を」＝韓国日産の菊池社長
韓国日産の菊池毅彦社長は聯合ニュースのインタビューに対し、来年から施行される「低炭素車協力金制度」について、１〜２年の猶予期間が必要との考えを示した。菊池氏は昨年７月１日に就任した。
同制度は二酸化炭素（ＣＯ２）の排出量が多い高燃費車に負担金を課し、この負担金を低燃費車の補助金に充てるもの。菊池氏は環境保護に向けた税制優遇措置の導入は不可欠だが、景気に与えるマイナスの影響が大きいとして、猶予期間を与える必要があるとした。
韓国日産は下半期にディーゼルエンジンを搭載したクロスオーバー・ユーティリティー・ビークル（ＣＵＶ）「キャシュカイ」を韓国で発売する。菊池氏は韓国市場で好調なディーゼル車とＳＵＶの特性を併せ持ち、韓国日産の新たな主力モデルになると期待を寄せた。
１５カ所の日産の展示場は１８カ所に、１２カ所のサービスセンターは１４カ所に拡充し、高級車ブランド「インフィニティ」の展示場は８カ所から１〜２カ所、サービスセンターは１０カ所から１カ所を増やす計画を明らかにした。
２０１６年までに営業利益率と市場シェアをそれぞれ８％台に引き上げる方針という。
韓国の輸入車市場ではドイツ車の好調が続いている。トヨタ自動車の今年上半期の販売台数は前年同期比で３０．８％減、ホンダは３３．７％減となるなど、日本勢が苦戦を強いられる中、日産の販売台数は４９．３％増加した。インフィニティは２１３．９％伸びている。
聯合ニュースより
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